子どもは口が開いていて当たり前、噛まないで当たり前

 

 

 

 

こんにちは。おなかのなかから姿勢ケアやすむらです。

 

みなさんは、こんなお悩みはありませんか?

 

赤ちゃんの口が、ポカーンと開いている、柔らかいものしか食べない、丸のみ、噛まない…

 

まずは、こちら感想を頂きました。
↓  ↓  ↓

昨日抱き方姿勢講座を受講した○○です。
お忙しいところ、個別相談の内容も含めていただいて、ありがとうございました。
また子どもをみながらの受講で、お話がしづらかったりなど失礼をして申し訳ありませんでした。

今まで、赤ちゃんは口を開けていて当たり前、子どもは噛まなくて当たり前、と思っていたことが、そうではないということを教えていただき、驚きました。

また、お孫さんの動画を見て、力を発揮すると8ヶ月でもこんなにしっかりとしているのだなとわかりました。最初に教えるということの大切さを知れました。

モンテッソーリの本や伊藤美佳先生の本メルマガで学んでいて、自分は勉強していると思っていたけど、全然わかっていないことに気づき、とてもショックでした。また、授乳姿勢改善と泣くトレーニングの後の写真を見せていただいたことで、こんなにも効果があるということにも驚きました。できるところから、まずは授乳姿勢から直してみます。動画撮影できたら送らせていただきます。よろしくお願いします。

 

感想ありがとうございます。はい、また、動画送ってくださいね。
『口を開けていて当たり前、噛まなくて当たり前』という常識が変わりましたね。嬉しいです!まだまだ、これからです!ママの関わり方次第で、あふれるばかりにお子様の能力が伸びていくことでしょう!

 

なぜ、日本は口を開ける赤ちゃんが多いのか、どうして噛まない赤ちゃんが多くなったのか、について書いてみましたので、読んで見てください。

 

赤ちゃんでも口は閉じます

日本では、口が開いている赤ちゃんよく見ますよね。私も、可愛いー♡と思っちゃってました。

 

でも、海外の方は、日本の赤ちゃんの口が開いているのを見て、不思議に思うそうなのです…

 

健康を害するのにどうして開けさせるの…

 

海外では、口を開けさせないそうです。それは、日本と違って、気温が寒すぎる、熱いすぎる、砂埃がひどい、空気が悪いなどの問題が多いことがあげられます。実際に健康被害も多くでているので、意識はかなり高いです。ですから、赤ちゃん自らが、口は開けないと言います。

 

それでも、口を開けてしまう赤ちゃんには、おしゃぶりを使用します。それほど、口を開けては身体に悪いという意識が強いのですね。砂埃がひどいドバイでは、6歳までおしゃぶりは当たり前のようです。

 

日本人は口を閉じる意識が弱すぎるのです。

 

ここで、『うちの子、口が開いている』とショックを受けるママは多いかもしれませんが、開いている口を見てすぐに『口呼吸』と判断するのは次期尚早ですよ。

 

生後3か月頃の赤ちゃんの気道は、まだ未熟です。成長する過程の中で、気道や喉はつくられていきます。ですから、気道が作られるまでの間は、口が開いていても、ちゃんと鼻で呼吸できています。

 

まあるくCカーブの姿勢でおなかのなかにいた赤ちゃんなら、生まれて肺呼吸に変わっても、ベロ(舌)が上あごに着いた状態です。ですから、口が開いていても、ベロが上あごについているので、口の中は密封状態、だから口呼吸とは言えないのです。

 

※皆さんも、ベロを上あごに、べったりつけた状態で、口で息を吸ってみてください!

どうですか?口から空気、入ってきませんよね?

 

 

ですが、この上あごについていたはずのベロが、生活習慣によっては下がってきて『口呼吸』に変わります。赤ちゃんにとっての生活習慣は、抱き方、授乳姿勢、寝かせ方に関係します。
また、動物と人間の違いとも言える『言葉』を獲得すると口呼吸もできるように変わってきます。

『ベロを下げない状態をつくる』

 

ベロが下がれば、赤ちゃんは、ベロが使いにくくなり、ベロを使うことを忘れてしまいます。ベロの位置は、『首座り』にも影響するので、忘れてもらうとこまりますよね。

 

①授乳時にベロを使うこと②抱き方、寝かせ方でベロを下げないこと。そうすれば、赤ちゃんの口は閉じて、鼻呼吸になります。

 

噛めない子が増えている

噛める子ども達を増やしたい!そもそも、噛むことはいつから教えればよいのでしょう?

 

「離乳食後期」とおっしゃるママが大半かと思いますが、口育士協会でも、お伝えしている”噛むことを教える時期”は、おっぱいを飲ませるところからはじめます。

 

おっぱいを飲ませることから始めていますか?

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、原始反射(乳児嚥下)によって、教えなくてもおっぱいを吸うことができます。その能力、(約6か月という期間限定)の間に、赤ちゃんは、”反射で飲む”から、”自分の意志で飲む”(成人嚥下)へと移行(学習)していきます。

 

ただし、①上あごの(吸啜か)におっぱいを押し付けて飲むこと②お口の中に手を入れたり、おもちゃを入れたりすることを十分にさせないと移行(学習)できないのです。

 

お口の中を十分に満たしてあげ、乳児嚥下を卒業させ、しっかり噛むへ進みましょう。

乳児嚥下と成人嚥下の違いは、簡単に言うと”乳児嚥下は水分を飲む飲み方””成人嚥下は固形物を飲み込む飲み方”です。十分に口を満たして、乳児嚥下を卒業し成人嚥下へと発達の段階をのぼることがたいせつです。
ですが、離乳食を与える時、食物に水分を含ませると、水を飲むように乳児嚥下のままで飲み込んでしまいますので、成人嚥下ができるように、歯茎でつぶせるくらいの柔らかさで大きなものを食べさせることをオススメします。

おっぱいを噛むことから始め、離乳食をお口の発達として、はじめて見ませんか?
最近では、小児科の先生も10倍がゆを反対される方は多くなっています。

 

お粥から始めない離乳食の進め

 

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9月23日 10:00~マルチモンテ講座

マルチモンテ講座

 

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