『母乳を吸う』と『食べものを噛む』では、 口の動きが違います。
『母乳を吸う』と『食べものを噛む』では、
口の動きが違います。
お口の機能が全く違うからです。
生まれたばかりの赤ちゃんの上あごには
吸啜窩(上あごの黒い部分)があります。
吸啜窩まで←ここまで、
乳首を押し入れてあげることが必要になります。
そこまで、ママが(ママの姿勢)
入れてくれると、赤ちゃんは、
上あごの骨を押し付けて吸う事ができるのです。
そうやって、
鼻(鼻腔)を作っていきます!
すべてに意味があります!
おっぱいの浅のみは、
空気をいっぱい吸ってしまうことになるから…
ママ達には、
授乳姿勢、徹底的に指導します!
この吸啜窩が、
なだらかになってきて、
食べること(離乳食)を始めるから。
例えば、
いつまでも母乳(または哺乳瓶)を
吸ってる、または、指しゃぶりをしている。
それでは、
上あごの骨(吸啜窩)がいつまでも下に降りてきません。
生後7日目のひなこの口の中です、
はっきり、吸啜窩がわかりますね。
離乳食を始める、話せるようになるには、
上あごの骨は、降りていないといけない。
(吸啜窩がなだらかになる)
もし、お子様のお口の中に吸啜窩が
あって、もう、とっくに食べてるよ。と
言うお子様がいらっしゃたら、
食事中くしゃみしたら、口や鼻から、
ご飯粒でてきたり、食べながらむせるなど、
ありませんか?
それは、まだ吸啜窩があることで
食べものがそこにへばりついて取りにくくなり
飲み込み(嚥下)ができていないからです。
実は、
飲み込んでいるようで、
流し込んでたり、勢いで飲んでいたり、
首を振って飲んでいるお子様、多いのです…
授乳姿勢、大切です!
ひなこが寝ている間に、
口を開けてみました!
舌が上顎についています!
鼻呼吸していますよね。
生後3か月までの赤ちゃんは、
『口呼吸』しません!
この続きは、また次回に!